- 自宅のAptiva755にはWindows98を入れていたのだが、どうにもパフォーマンスが悪いような気がして、Windows95に戻す事にした。
- このAptiva755は、Windowz95の発売に合わせたWin95プレインストールパソコンだ。時代に合わせてそれなりにメモリの増設や、CPUをODP
MMX P180MHzに換装しながら使ってきた。しかしながら間に合わせの増設では、興味津々でインストールしてみたWin98が、軽く動くというわけにはいかなかった。Win98はこの程度の仕様のPCには、負担に過ぎるようだ。
- 旧機種をWin98にするとストレスが溜まってしまい、どうにもこうにもPCの買い替えばかりを検討してしまう。最新機種のショッププランドのタワー型と、ハイスペックのノートパソコンが欲しくて欲しくて、ここ数ヶ月間というものは、本気で買い替えを真剣に検討したものだ。
- で、私が欲しい2台分のパソコンの購入代金を、ざっと計算すると軽く50万円を超えてしまう。うむ、む、む・・・最新機種は欲しい、しかし金はない(自信を持ってきっぱりと言う)。
- そこで旧機種にインストールしてあったWin98をバージョンダウンして、Win95にすればパフォーマンスが上がるのではないかと思いついた。Win98自体はとても使いやすいOSなのだが、Win95初期時代のマシンでは荷が重い事が分かった。メールとインターネットとワープロ機能程度なら、Win98でも問題ないのだが、Webで使う為の高画質になったデジカメ画像を加工するには、少しでも軽く動くOSの方がよさそうである。
- Win98からWin95へのバージョンダウンにあたっては、それなりの問題が幾つか起きた。Win98では意識するともなく、FDISKの設定でFAT16とFAT32を混在させて使っていたので、OSをWin95にしたところアクセスできない領域が現れたりした。このAptiva755には計3台のハードディスク(HDD)が取り付けてあり、それらは合計で約16GBの容量となっている。私はHDをフォルダのように細かく分けて使うのが好きで、その3台のHDを15の領域に分けて使っている。それでFDISKの折に起動ドライブなどをFAT32にも設定していたのだ。
- また、OSをインストールするアクティブな起動ドライブと同じように、増設したHDDにもそれぞれ基本領域を作成していたので、HDDごとに(C:)、(D:)、(E:)とドライブ名が振り分けられ、(C:)ドライブの拡張領域が(F:)、(G:)、(H:)となり、次に(D:)ドライブの拡張領域が(I:)、(J:)、(K:)(L:)、(M:)、(N:)、(O:)、(P:)、(Q:)となる。しかも(E:)ドライブはリムーバルHDDにしてあるので、このドライブは交換する事があり、取り付けるHDDの設定によっては更に(E:)ドライブの拡張領域として(R:)ドライブが現れるのだ。そしてどのドライブがどのHDDか把握するのが難しくなってくる。Win98からWin95へのバージョンダウンでは、FAT16とFAT32の問題もあるし、これを機にHDDの設定から見直す事とした。
- アクティブな起動ドライブはこれまで通りに設定した。つまり基本領域と幾つかの拡張領域に設定したのである。それ以外の2台のHDDは全て拡張領域のみで設定した。これによりHDDは取り付け順にドライブ名が(C:)から順に割り振られていくのだ。
- ちなみに互換機でドライブ名が(C:)から始まるのは、昔の仕様の名残という事だそうだ。その仕様は今でも残っており、1台のフロッピーディスクドライブ(FDD)に加え、もう1台のFDDが取り付けられる仕様の事だ。つまり1台目のFDDが(A:)ドライブであり、2台目のFDDは(B:)ドライブの名が割り当てられており、3台目のドライブである最初のHDDは(C:)ドライブとなるのだ。
- さてWin95のインストールも済んで――というほど実際は簡単ではなく、数日間の試行錯誤を繰り返して、何度も何度もリストアの繰り返しを行った。そして完成した初期環境を、丸ごとバックアップしたのだ――CD-ROMを使ってアプリケーションのインストールを繰り返していた。それぞれのアプリのCDを入れ替える度に、オートラン設定にしてあるCD-ROMにより、CD-ROMドライブ(CD-ROMD)のアイコンが変わる。これを利用するとHDDのアイコンの変更ができるというのを、以前にWin95の裏技的な情報として、本などで目にした事がある。
- これを利用してドライブの識別をしたいと思ったので、実際にどのようにすればアイコンが変わるのか調べてみる事にした。言うまでもなく「Autorun.inf」がHDDのアイコンも変える設定ファイルだ。早速「Autorun.inf」ファイルを開いてみる事にした。このテキスト形式のファイルは次のようになっていた。
[autorun]
OPEN=AUTORUN.EXE
ICON=AUTORUN.EXE,0
2行目の「OPEN=AUTORUN.EXE」は不要なので削除し、次のような内容の設定ファイルと、表示する画像を置く事で、ドライブのアイコンが変化する事が分かった。
[autorun]
[autorun]
ICON=***.ico
アイコンファイルを用意し、ファイル名を「***.ico」とし、そのファイル名に書き換えた「Autorun.inf」とアイコンファイルを、アイコンを変えたいドライブに置く。次にマイコンピュータのフォルダをクリックして、ファンクションキーの「F5」を押すと最新の情報に更新されるので、HDDのアイコンが任意のアイコンに変化する。次に、私のマイコンピュータフォルダのノーマルなものと、アイコンを変更後の画像で紹介する。
- 変更前のマイコンピュータフォルダ
アイコンを変更後のマイコンピュータフォルダ

- 派手なほど賑やかになった。これらの作業をしていて分かった事は、わざわざアイコンファイルを作らなくても、「ICON=***.ico」を「ICON=***.bmp」として、ビトマップファイルをそのまま指定してもアイコンを表示してくれる。またアイコンの作成は、適当なビトマップ画像をビトマップの拡張子「bmp」から「ico」に変えるだけで、アイコンファイルに変換してくれる。
- もうひとつの注意点は「Autorun.inf」で指定した画像ファイルの変更をし、ファンクションキーの「F5」を押しても、変更前の画像が表示されてしまうことだ。これはどうも最初にキャッシュに取り込んだ画像を表示する為のようだ。この場合は画像ファイル名を変更し、設定ファイル「Autorun.inf」も、変更後の画像ファイル名に書き換える事によって新しいアイコンを表示してくれる。画像の変更をして同じファイル名を使用したい場合は、ウィンドウズを「再起動」すると、新しいファイルが読み込まれて、変更後のアイコンで表示されるようになる。
- ドライブのアイコンを変更するのは、複数のドライブがある場合に、各ドライブを区別し易くする為にもお勧めである。しかも、複数のドライブのアイコンを変更するのは、なかなか楽しい作業だった。
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