壊れた!2
1997/09/03

 私の一番の愛用機のSHAEP Mebius noteが壊れてしまった。正確には壊れてしまったと言うより「壊してしまった」と言う方が正しいと前回書き、現在SHARP Mebius note PC-A355修理に出している。これはその事後談である。

 97年9月16日に同じ市に住む甥っ子がやって来た。パソコンを買いたいという事での相談である。パソコンに詳しい方達には恥ずかしい次第だが、私は身内ではパソコン通の、何でも分かるデジタル人間として通っているのである(実際はパソコンの表面上のWin95を使えるだけ)。甥っ子が初めてパソコンを買うとなれば、そのパソコン通デジタル人間たる叔父に、相談するのは至極当然だと思って不思議はない。

 既に甥っ子もパソコン入門マニュアル等を読んでいるようであった。そこでどんなパソコンが良いか話していたのだが、話の内容から本人は既に購入するのはノートパソコンと決めていたようだ。ただ機種の選定や性能についての疑問が有っての相談である。

 最初のパソコンである事もあってノートでもオールイン・ワンタイプをすすめた。FDドライブはもちろん、CD-ROMドライブ、内蔵型33.6Kbpsモデム・メモリ36MB・1GB以上のハードディスク・TFTモニタが基本スペックとなった。FDドライブとCD-ROMドライブは、排他利用か外付けでもよしとした。メモリは搭載量が少なければ増設もやむを得なしとなった。

 さて次ぎは肝心のCPUであるが出来ればMMXテクノロジーペンティアムかP133Mhz程度ならという事になった。私にはそれ以上の細かいスペックは分からないので、そのクラスの機種なら応分のシステムが付いているものと了解する事にした。

 私のすすめるノートパソコンはシャープのメビウスノートが基本的に頭にある。自分でも過不足なく使用しているので、パソコン購入の相談を受けるとノートに関してなら、シャープ・メビウスをすすめている。その結果、過去に相談をしてくれた二人ともがシャープ・メビウスを購入している。2台目以降なら別の選択肢も思うが、比較的ハードディスク容量の少ないノートにあって、メビウスにはオールインワン特有の余計なプリインストール・アプリケーションの少ないのも良い。でも今回は計算ソフトとワープロソフトぐらいは欲しかった。

 では早速パソコンショップへ行って実物を見てみようという事になって、甥っ子と共に出かけた。

 パソコンショップは台風19号の影響もあって比較的空いていた。ノートパソコンのコーナーで価格と性能比較をしてみたが、既に頭にメビウスノートのことがあるので、どうしてもメビウスノート機種間の比較だけになってしまう。

 他のノートも見るがNECの98は機種バリエーションも豊富なのだが、つい先日の新聞で98系に拘っていても余分な経費がかかるだけで、Windowsパソコンとして同じ働きなら98系に拘る理由はなくNECもこれからはDOS/V機種に参入するという事であるからとりあえずはNECは除外させていただく。98系は日本語にハードで対応し、DOS/Vは日本語にソフトで対応しているくらいの事しか知らない。Win95からのパソコン初心の私でも、デスクトップであれノートであれ、性能が良くても昔のソニーのベータ方式のビデオデッキの運命をたどる例もあるし、それ以上に何よりもWin95でハードのカスタマイズ性の低いと思われる98系の意味を見出せなかったのである。いや良く分からないといったところが本当か。

 使いやすさで定評のマックはOSがバージョンアップすると言うのでとても興味があるが、私の個人的な受け取り方だが、マックには女性的なイメージがするので照れくさいような気がする。芸術的なイメージも兼ねあわせて持っていそう。マイクロソフトとソフトウェア開発の提携をした事で今後の安心感もあるような気もする。もっともMSはマックにもある程度のシェアを占めてもらわないと、独禁法に認定されたら恐い司法省によって部門の解体と言う事態を回避する目的もあるらしい。そんな雲の上の内部事情は別にして、新しいマックOSは新聞広告などに大々的に宣伝された事も有って、DOS/V命(何時から?)の私にっとてもそのことは関心事である。でもマックノートは高そうだな。それに行ったパソコンショップにはノートの完動品(完動品=今は意味不明だが、来店者がいじってハングアップした状態という意味だろうか)は一台もなかった。

 でやはりメビウスノートと言う事になり、しかも希望スペックの機種MN5600があった。

MMX Pentium 133MHz
64MB EDO RAM
2.1GB HDD
20倍速CD-ROMドライブ
33.6Kdpsデータ14.4Kdpsファックスモデム内蔵
11.3"TFT モニタ
それにMSワード97とエクセル97のインストールモデルだ! しかし値段も良いぞ369,800円。

 パソコンショップから帰って来たら、先程のパソコンショップの修理部門から電話があったそうだ。その電話の内容は修理代が35万880円だと言うのだ(なにーっ!)。折り返しその修理専門の部門へ電話を入れると、間違いなくそうだそうだとの事。何とか安くならないかと哀願してもメーカーの人いわく、水濡れによりパーツのほぼ全交換でそうなるという。誰がそんな金額を払ってPentium100MHzの810MBHDDの物を直すんじゃ!。35万880円も払うのなら修理する機種より更にハイクラスのノートが買えるじゃないかーっ! しかも修理しなくても2,100円の審査料を払わなければならないとの事である。それは当然としても、なんてこったい。

 自分の不注意とはいえ、こんな修理代を平然と請求するシャープが憎らしくなって来た。ああ、悔しい。甥っ子には別のメーカでもすすめようかしらん。
後記:この文章は1997年から2000年ぐらいまでは公開していたのだが、その後サイト再構成にあたりいくつかの文章を割愛していた。それら割愛していた文章を見直して再掲載してみました。