壊れた!その後
1997/11/07

 SHARP Mebius note PC-A355のキーボード交換
 ノートパソコンのキーボードを自分で交換する


 私の愛用するSHARP Mebius note PC-A355は、1996年の5月に購入した。これのキーボードの調子が悪いのだ。

 Windows95は1995年秋に発売された。私はその年の末にIBM Aptiva755を購入して初めてパソコンに触りだした。独学なので、悪戦苦闘の末に何とか一通りの事が出来るようになったのは年を越して3月頃の事だったろうか。

 パソコンがちょっとは使えるようになると、パソコン通信やインターネットと世界が広いがっていく。仕事から帰ってはパソコンに噛り付いていた。一時は電話代が数万円にもなっていた事もあった。パソコン本体(ハードの仕様)にも興味があるので、暇がある時はパソコンショップにもちょくちょく顔を出し、店頭のデモ機を色々触っては試してみた。ノートパソコンはデスクトップ機種よりは高価だが、なかなか良いなあと思いつつ、これなら仕事先に持ち込んでも邪魔にならないなあと思って、だんだんノートパソコンが欲しくなりだした。

 デスクトップやミニタワーでは仕事先には置く場所も無いが、ノートパソコンなら置けそうである。PC関係の本を読んでPC/AT互換機ではどうやらシャープのメビウスノートが、ノートとしてのオールインワン機能があり評判のようだったので、出来る事ならこれを購入したいものだと思っていた。しかし、最新機種は結構値段が高く、最初に購入したIBMのAptiva755の購入金額を遥かに越える金額になってしまうので、どうしたものかと躊躇していた。

 ある時、ダイエーの家電売り場に行くと、今、私が愛用しているシャープのメビウスノートPC-A355が一台デモ展示されてた。40万円近い値段だったのでこの売店ではどうせ売れないだろうと高を括っていた。そして少しでも安くってから買おうと思っていた。そうしたら本当に売れ残って、次の時には値引きセールが始まっていた。おおっ!これは値段交渉の余地ありだなと、早速店長を捕まえて更なる値引き交渉をした。デモ展示という事もあって、店長は気軽に更に割り引いてくれたので、私は提示金額に食いついた。

 PC-A355が来てからというもの、仕事先で暇があればパソコンを開いて遊んでいた。やがて、ホームぺーの作成にも精を出すようになっていつの間にか二年が過ぎた。その間にPC-A355にコップ一杯の水をかけてしまって故障させた事もあった。その修理で修理センターから同機種を小売店で購入するよりも高価な修理代を請求されて、修理をあきらめた事もあった。その結果は自分で修理。というほど大袈裟ではないが、水濡れの腐蝕部分を清掃するだけで正常に戻った。

 他にはハードデスクを換装し、パテーションを切ってドライブをC、Dに分けた時に、BIOSチェックをしないで再起動させると、ありもしなかったEドライブが増えたりとか、液晶パネルが乱れたりとか色々な珍事もあった。もっとも困ったのは、1998年5月上旬頃からキーボードで文字を打ち込まないのにもかかわらず、特定のキーが勝手に連続入力されるのだ。テキストエディタなどを開いていると、勝手に文字入力されるので、ウィルスでも入り込んだかととてもあせった。

 ネットニュースのニュースグループfj.os.ms-windowsで、この件を記事にすると、K.K.さんから丁寧なフォローを頂いた。そのフォローによると、Mebius Mailing Listで、PC-A355はキーボードの接触不良が多いという報告があるので、「キーボードの接触不良」が原因ではないかという内容でした。そうか、キーボードなのか。ウィルスでなくて良かった。システムの再インストールは避けたいと思っていたのだ。キーボードなら交換すれば良い。

 ノートパソコンでもキーボードの交換がそれほど難しくないのは、PC-A355に水をかけて自分で修繕をしたので知っている。保証期間も過ぎているので、キーボード交換修理は有償となり20,000円から25,000円かかるという。自分ですればキーボード代の10,000だけですんでしまうのだ。また、キーボードの交換も自分ですれば修理日数がかからなくてすむ。

 そんなわけでキーボードだけを購入した。それでも根が横着者なのでキーボードは手に入ったが、しばらくはキーボードを交換しなくて使っていた。が、とうとう勝手な文字入力があまりにもひどいので、重い腰をあげキーボードの交換作業を始める事にした。

 その手順を簡単に説明すると、先ずHDD、FDD(又はCD-ROMD)、バッテリーを取り外す。

裏返してビスを外す。


元に戻して、TFTモニターを取り外す。


交換する新しいキーボードと、古いキーボード。

古い方のキーボードは使い込んで、[A/ち]キーのAの文字が消えてしまっている。

これは、キーボードとマザーボードに繋ぐモジュール。

これらを元通りに組み立てて完成である。

 新しいキーボードは軽いキーアクションが軽快で打ち心地が心地よい。古いキーボードはカクカクと打ち込むアクションで、指が痛くなるほどだったからこれはとても喜ばしい。この作業の結果一つだけの失敗は、電源やHDDやFDDなどを表示するパネルに接触不良が出て、それらの表示がされなくなっている事である。でも。表示されなくても不自由はないので、しばらくはこのままで使用する。

 私の知っている人でSHARP Mebius note PC-A356(P120MHz。PC-A355はP100MHz)を持っている人がいる。購入したは良いが全く使う用が無くなったというのでそれを譲って頂いた。そしてPC-A356を初期化。システムの再インストールをして使用可能状態とした。さて、このPCを何に使おうかと現在思案中である。何か違うOSをインストールしてみても良いかなあと思っている。

 新しいキーボードになったSHARP Mebius note PC-A355と、ほとんど新古品に近いSHARP Mebius note PC-A356の二機種。更にはLibretto20とAptiva755の計4台のPC。さてさてこれらのPCをどう活用するかな。
後記:この文章は1997年から2000年ぐらいまでは公開していたのだが、その後サイト再構成にあたりいくつかの文章を割愛していた。それら割愛していた文章を見直して再掲載してみました。こんな風にパソコンとかかわってきて、今ではパソコンで糊口をしのぐようになっているのも不思議な気がします。最初のパソコンはWindows95が発売されることがニュースになって1995年年の暮れ世間が騒いでいたので、あれはいったい何なのかと興味を持ったことからです。それもそんな話を兄にしたところ、兄がそれじゃあ買ってやると30万円をくれたのがきっかけでした。そんなことも今は亡き兄との、涙の出てしまう懐かしい想い出です。長いようで実は人の命は短い。したいことの幾つも出来ないのが人生。でも、過去は大事だが過去には縛られず。顔を上げ、口元には笑みを絶やさず。どんなことでも一生懸命やって生きて行きなさい。そうすれば満足して人生を終えることができるよ。