なくて七癖・・・その2
2004/10/01

 建物の中は意外と冷える。まだ十月になったばかりと言うのに、8時過ぎから9時過ぎまで事務所内でパソコンに向かっていたら、膝から下がすっかり冷え切ってしまい、そのうち頭痛がしてきて頭が熱っぽくなってきた。

 これではいけないと、ガスストーブの電源を入れて足下暖房をした。私は寒がりになってしまっているので、少しでも寒いと直ぐに暖房を入れてしまうのだ。ひょっとしたらこれは男の更年期障害の一つかもしれない。

 それと暑いのにはめっきり強くなって、今年の夏の暑さなんて私にとってはとっても心地よい暑さであった。まあ、暑いには違いないので体中に汗をかくけど、それでも暑いのがよくて太陽の下でママチャリを漕いで河川敷をサイクリングするのが楽しくて仕方なかった。

 九月に入ってから後半はどうにも天気がよくなくて、ママチャリサイクリングもままならなくなって、ちょっぴり寂しい思いをしていたら、いつの間にかもう十月になっている。なんと心寂しきことか。

 さてなくて七癖、あって七十七癖だが、自分がどんな癖を持っているのか知りたいものだと思う。人は他人の一部はよく見えても、自分となるとその一部さえろくに見えないのだ。自分をよく知っているつもりが、そのよく知っている自分の心は、自分に都合のよいようにさえ嘘をつくので、一体全体自分にとって自分はどういった自分なのか分かりかねるところがある。

 私はある講座を受けていて、他の人が第一印象で人を見てどう思うかを、短い言葉で表現し合うという経験をした。匿名記入なのであるが、それでも悪い印象については書かないようにして、良いイメージのみ書くというルールであった。以下第一印象の評価を書き上げてみる。ただし第一印象といっても、既に数回の同じ講座を受けている、少しだけ知り合いだしている仲間同士ではある。

  1. 明るい。
  2. 何でも知っていそうな人。
  3. 日々前向きで、生きると言うことに意欲的で、なんにでも取り組む印象。
  4. よく面倒見てくれそうです。個性豊か。
  5. 物しり人間でとても人生を楽しきk手いる人のよう。
  6. とってもバイタリティのある方に見えます。
  7. パソコンが出来る方で、いろんな事を知っている方に思えます。
  8. 何でも出来てしまう、なんでも興味を持つ方。
  9. 頭のいい人でいろいろなことを良く知っている人。
  10. いろいろな事を知っていそう。
  11. 積極的で実行動の好きな方。
  12. 行動力を感じます。
  13. 知っていることを教えるのが好きそう。
  14. 知識がいっぱい。
  15. 知識が豊富。
  16. 勉強家。
  17. とってもユーモアのある方ですね。
  18. 何でも知っていていそう。いろいろお話を聞いていただけそう。パワーを感じます。
  19. とてもはきはきして、しっかり自分のことをはっきり言えるので感心しています。いろいろな事にたずさわっていてとても感心しました。
  20. 一緒、仲よく終了まで。
  21. 健康的で何に対しても意欲的な方。
  22. 明るくて楽しそうでがんばりやさん。
  23. ユニークな方。
  24. 楽しい、頭の回転が早い。実行力がある人。
 以上が私に対する第一印象的な評価です。記載も原文のままです。そしてこの評価がどうあれ、私にとってこの評価は一生の宝物です。この評価は私が私を知るきっかけになります。

 この評価を見て、私自身は、これはかなり過剰評価していただいたのではと思いました。知識に関する印象が多めになっていますが、これは私の知識のなさを隠すために知っていることを多く話して、さも知識があるように見せるようにしているからかもしれません。

 個性的とユニークな方という回答もありました。これはあたっていると思います。人は誰も個性的ですが、その個性を他に対して強く見せないように多くの方はしているはずです。私はそれと逆で、演技性人格のため少しでも個性を見せるような行動をとる事があります。

 行動力があるとの評価も幾つかあります。私は行動力のない人間だと思っているのですが、ここ2年ほどいろいろな事があり、その関係で多少は行動力のある人間に変わらざるを得なかったので、そういった印象に見えたのかもしれません。

 パワーを感じるとか健康的そうは、新緑の季節から猛暑と言われる中を、上半身裸で毎日小一時間も河川敷をサイクリングしていて日に焼けたので、そんな印象を与えたのかもしれません。

 悪い印象は書かないので全体に甘い評価になっているのは確かですが、その甘い部分を割り引いて考えても、自分の知らなかった他者が見た自分というものが見えてくる気がします。よい印象と悪い印象の両方を書いてよかったとしたら、もっと他者が見た自分象が浮かび上がってくるのだろうと思います。それはそれで、それを見るのはちょっと怖い気がします。

 この第一印象を書いてくれたのは24人の内20人以上が女性です。年齢で言うと30代後半から50代半ばまでです。男性は60代以降になります。これら24の印象はよく言えば個性でもありますが突き詰めれば、その印象はその人特有の癖だろうと思います。

 今回頂いた私の第一印象の評価は、私がそう見せようとしている、良い子ぶっているところの面が強く出ているのかもしれません。なんといっても私は演技性人格なのです。自分をそのように見せようと努力しているのです。これ、誰だってそうだよね。えっ、あなたは違うって。あなたのそういうところがその演技性人格の証拠と思いますよ。

 ですから演技性人格は誰しも持っていると思いますが。あの砒素カレー事件を起こした林真須美が演技性人格であるということで話題になったことを、まだ憶えておいでの方も多くいらっしゃると思います。そうそれはあの林真須美と同じ性格なんです。ただそれが演技性人格障害ではない事が一般の人と林真須美との違いなのだろうと思いますが、その違いは本当に薄い薄皮一枚の差でしかないでしょう。

 私の演技性人格なんて、人に良く見られたい、注目してもらいたい、頭が良さそうに見られたい程度の可愛いものです。どこまで行ってもその域を出るものじゃありません。そして死ぬまでそれを続けて、その域をでることが出来ないのです。

 まあ、これが私の癖でなくてなんでしょうかね。 

Cools