腰が痛い!
正確には左の腰から下の右側が痛い。とても痛い。左足を持ち上げるとずきんずきんと痛い。左足を使って動くと痛みが走る。神経を刺激する痛みだ。どうやら坐骨神経痛みたいだ。 この痛みには原因がある。
それというのは今年4月頃よりメール便の配達というアルバイトを始めたのだ。一日に100件前後のメール便を自転車で配っているのだ。メール便というのは郵便みたいなものだが、宅急便等の大手が郵便物ではない郵便ということで封書などの宅配業務を請け負っているのだ。コンビニエンスストア等でもメール便は扱っている。
80円で届く郵便のようなもを同じ値段で配達を引き受けてくれる。郵便と違って届け先の郵便受けに投函する時にメール便固有の識別番号をチェックするので、インターネットで投函されたかどうか差出人がこれを追うことができるのだ。この仕組みで郵便と違って利用する人が多くなってきているようだ。それと郵便だと定形外になって割高になるものも、定形外の枠が広いので安く配達できる。まあ、ダイレクトメールっぽいのが多い。あとインターネットオークションなんかの服なんかメール便で送ることもあるみたいだ。
メール便は80円ぐらいの封書もあれば1キロ以上もあるショッピング・カタログ・ブックもある。こんなのが何冊も届くと重たいし自転車には乗り切らないので、何度か往復して配達するようになる。1キロ以上もあるショッピング・カタログ・ブックも同じ手間賃で届けるので、できればこんなショッピングブックは配達したくない。それにこんな本は郵便受けにも入らないことも多く厄介なのだ。メール便は大きさ封書郵便と違って大きなものが多い。
受け持ち担当のメール便は、自転車で回るコースにしたがって仕分けするのだ。一枚一枚を、100枚あれば100枚を走るコースにしたがって配っていけるように仕分けする。これに1時間ほどかかる。実際に配る所要時間は2時間ほどかかる。計算時間ほどの労働時間だ。時給にしても一番安いパートのおばちゃん程度の金額にしかならない安い賃金のアルバイトだ。
メール便を配るアルバイトを始めて丸3ヶ月程度経つ。私には合っているみたいで、このメール便の仕事が楽しい。自転車でいろいろなお宅の玄関先の郵便受けにメール便を投函していくことで、私の運動不足の解消にもなる。でも、雨の日なんかはいやだなあって思うこともある。また、まだ暖かい季節なのでよいが、寒い時や嵐や台風の時など大変だろうなあと思う。
メール便を自転車の前の籠と後ろの籠に詰め込んで配達に行く。だいたい百件配るには前の籠と後ろの籠が一杯になる。これにどこぞのショッピングカタログなどが加わると、一度では積みきらないので二往復するようになる。前と後ろの籠に積んでだいたい30キログラム前後になるのではないかと思う。
前と後ろの籠にだが、あわせて30キログラムも積むと自転車はふらふらと揺れてしまう。まして私の使用している自転車はママチャリだ。かなりゆれてしまう。それも慣れてくるとゆれなくなってくるから不思議だ。坂道だって根性を入れて自転車を漕いで上がったりする。いい運動になる。
3ヶ月ほど前と後ろの籠にメール便を一杯積んで、力任せに自転車を漕いでいたら、二週間ほど前から左腰にじんわりと痛みが出るようになった。それでも力任せにかなりの球坂も漕いで上がったりしていた。そして自転車を乗る時は左から乗るので、どうしても左足からペダルに力を入れて動かすのだ。
最初の漕ぎ始めはかなり左足に力が入るのだ。これも力任せにぐいっと漕いでいた。ハンドルを持つ左腕も力がかかる。それで少しずつ筋肉疲労が重なっての左腰に痛みが出るようになったのだ。座っていて立つ時のその痛みたるや、イデデデというほどに痛い。ぎっくり腰ほどではないのだろうけど、ぎっくり腰の痛みもさもあらんかというほどに痛みを感じる。
腰の痛みがあまりにひどいので、近くの整骨院へ治療に行くことにした。ここの治療院は10数年前に手足の痺れで通ったことがある。低周波電気を当てて筋肉のマッサージと、仕上げにてでマッサージをしてくれるの。私にはこの治療はとても気持ちがいい。電気を流してくれるのなんかもううれしくって、筋肉がぴくぴく盛り上がるほど強くしてもらう。
整骨院で治療を受けてから、腰の痛みは緩和されてきている。たった一日だがそれでも整骨院へ行く前のような痛みはない。それに数日前から自転車に乗る時に左足をペダルにかけて漕ぎ出さないで、サドルに腰をかけて右足で漕ぎ出すように左をかばう乗り方もしている。左足に負担を過度にかけなくしたのも良いのだろう。
先ほども整骨院に行って低周波電気パルスを流してもらって間サージをしても経ってきた。本当に極楽である。つい寝込んでしまった。タイマーのブザーが鳴ったのも、自分の家の電話かなにかが鳴ったのかと勘違いして目が覚めたぐらいだ。きっと明日はもっと腰の痛みは取れているだろう。
しかしメール便を配達していて、郵便受けに住所も姓名を書いていない人のなんと多いことか。家にさえ表札のない人もやたら多い。配達に慣れるまでは地図とにらめっこで配った。それでもそこに投函してよいのかどうか迷うほどだ。メール便は大きなサイズのものも多いので、郵便受けや昔風の引き戸の玄関についている郵便投函口に入らないものも多いのだ。それでも何とかして投函してくるけど、なれないと大変な仕事だ。いやどんな仕事も楽な仕事はないのかもしれない。
大変な仕事だけど私はこの仕事が楽しい。そしてそう思って仕事をするようにしている。だから手渡しする時は笑顔で配達するように心がけて、にこにこして配達している。そしてMPプレイヤーで憶えたい歌を聴きながら、その歌を口ずさみながら配達している。歌の練習と体を鍛えられるのとおまけにお金も少しもらえる。いいね! でも、むちゃして腰が痛い!
Cools
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